
このページでは、育毛剤とヘアトニックの併用について解説しています。
育毛剤とヘアトニックの特徴や役割の違いを知ることで、無駄を減らせます。
育毛効果が期待できる併用おすすめアイテムも紹介しているので、育毛剤とヘアトニックの併用で悩んでいる人は参考にしてみてください。
育毛剤とヘアトニックの特徴や違い
育毛剤とヘアトニックは、有効成分の配合量、値段が違います。
育毛剤は有効成分が複数配合されていて、料金は5,000円前後が相場です。
一方、ヘアトニックは有効成分が少なく、値段も2,000円以下のものが多くなっています。
ヘアトニック

「じゃあ、ヘアトニックってあんまり効果ないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、育毛効果が全くないというわけではありません。
サイトによっては「有効成分がない」などと指摘していたりもしますが、サクセスのように有効成分にT-フラバノンやニチコン酸アミド、ピロクトンオラミンなどの有効成分が入っているものも中には存在しています。
ですが、全体的な割合としては、有効成分が少なめでエタノールがやたら多いのが特徴です。
エタノールとは、簡単に言うとアルコールの一つです。
殺菌作用や消毒作用があるので、頭皮のかぶれや炎症かゆみをおさえてくれる効果があります。
ただ、人によっては刺激が強すぎて合わないこともあるので、「自分は肌が弱いな」という自覚がある人は積極的に使わなくてもいいかもしれません。
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このように、「髪の毛や頭皮のトラブルを解消しよう」という目的で作られているものなので、育毛効果は育毛剤などに比べるとちょっと少ないのが実情です。
育毛剤

育毛剤は、髪の毛の生成と頭皮状態の改善を目的として作られています。
髪の毛が細くなったりすぐに抜け落ちてしまうのは、毛乳頭が小さくなっていたり、毛穴にフケや汚れが付着していることが原因です。
それを防ぐために、血行促進作用を与えて毛乳頭を太くし、髪の毛を成長させようというのが育毛剤の特徴です。
併用した方が育毛効果は上がる?
結論から言うと、育毛剤にはヘアトニックに配合されているような成分も含まれているので、併用する必要はありません。
例えば、頭皮の炎症を防ぐことができる成分であるグリチルリチン酸2Kやグリチルリチン酸ジカリウム、アロエエキスなどは育毛剤に入っています。
なので、育毛剤を使っている人は、わざわざヘアトニックを使用する必要はありません。
むしろ併用で逆効果になる可能性が

「必要はない」ってことは併用しても問題ないってこと?と思う人もいるかもしれませんが、育毛剤とヘアトニックの併用は、マイナス要素を増やすだけです。
むしろ併用しない方がいい!というのが、いくぞうの考えです。
併用して成分がかぶってしまうと、過剰に皮下組織に浸透してしまい、そのせいで痛みが出たり、かゆみが生じるリスクが増えてしまいます。
また、ヘアトニックはアルコール成分のエタノールが多いので、併用すると育毛剤の成分がかえって弱くなってしまう恐れもあります。
育毛剤だけで十分効果があるのに、逆に効果を薄めてしまったら元も子もないので、併用するのはとてもナンセンスな話だといくぞうは声を大にして言いたいです。
併用するなら育毛シャンプー!

育毛剤とヘアトニックは、共にシャンプー後に頭皮に塗布するものです。
つまり、頭皮に2つとも長時間付着していることになるので、お互いの成分同士を阻害してしまうリスクが出てくることになります。
なので、ヘアトニックを使うぐらいなら、育毛シャンプーを使った方がより効果的です。
育毛シャンプーは、頭皮を洗浄して毛穴をキレイにしてくれます。
その後育毛剤を塗布するので、育毛成分が混ざり合ってしまう心配がありません。
「育毛シャンプーは頭皮をキレイにする役割」「育毛剤は髪を育てる役割」と完ペキに役割分担ができているので、併用することで効果が薄まることもないです。
育毛界も「オンリーワン」がいい!
育毛剤とヘアトニックを併用すると、使を育てる役割と頭皮をキレイにする役割が重なり、ちまたでよく言う「キャラかぶり」と同じような現象が起こります(笑)
テレビ番組で例えると、同じようなタイプのタレントを1つの番組で2人も呼ぶような感じです。
それぞれの良さが消えて、すごくもったいないですよね。
育毛剤とヘアトニックの併用はそれと同じようなことが当てはまるので、育毛剤なら育毛剤だけ、ヘアトニックならヘアトニックだけを使うのが得策です。