
このページでは、レーザー育毛の効果について解説しています。
一般論と専門家が検証した医学的データを取り上げながら、効果があるのにレーザー育毛がイマイチ日本で普及しない理由に迫っています。
費用対効果が大きな課題でもあり、効率的な薄毛治療は別の方法があるということがわかります。
レーザー育毛に期待される効果

レーザー育毛には、こういう効果が期待されています。
- 頭皮の血行を良くする
- 毛根細胞の分裂を促進する
- 毛根を刺激する
特にメインと言えるのが、血行状態を良くする効果です。
頭皮の血行状態を良くすることで、硬い頭皮へのアプローチ、栄養が髪の毛に届きやすくなることが期待されています。
理論上では効果が見込めるレーザー育毛

結論から言うと、レーザー育毛の効果はメカニズム的にはあると言えます。
なぜなら、レーザー育毛には頭皮の血行状態を良くする作用が見込めるからです。
血行状態の改善は、毛乳頭付近に存在する毛細血管の血流を良くすることにつながります。
毛細血管から流れる血管が毛包とつながっているので、血流をよくして育毛を促すというのは、理にかなった考え方です。
様々な治療で活用される実績がある
低出力のレーザーには、血行状態を良くする作用が確かにあります。
例えば、マッサージを目的とした低周波治療器です。
体に低周波の音波を与えて血流を刺激し、肩こりや筋肉痛の解消に役立てるというものです。
接骨院や整骨院でもそのような治療を用いているケースがあって、それと似たような作用が低出力レーザーにもあります。
専門家から見るレーザー育毛の効果
日本皮膚科学会が発表している、「男性型脱毛症診療ガイドライン」というものがあります。
皮膚科医のような専門家が薄毛治療を検証して、効果や推奨度を5段階で評価しているものです。
参考
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版|日本皮膚科学会
この中でレーザー育毛(LEDおよび低出力レーザー照射)も検証されていて、推奨度:Bという評価がつけられています。

上から2番目という、なかなかの高評価です。
他の治療を図式化して比べると、こんな感じになります。

自毛植毛と同じレベルで、かなり効果が期待できそうです。
ただ、国内では機器の認可がされておらず、用いる光源の種類、波長、出力は報告によって様々とも書かれています(汗
つまり、まだまだムラがあって、国内で確固とした薄毛治療と名乗るには長い道のりがあるようです。
浸透しない理由は「費用対効果の悪さ」
レーザー育毛に効果があるなら、もう少し一般に知れ渡っていても良さそうな気がします。
ですが、薄毛患者の人にどんな育毛ケアをしているか聞いてみると、
- 育毛剤を使っている
- 内服薬を飲んでいる
- 育毛シャンプーを使っている
- 自毛植毛を行っている
などで、「レーザーを使った育毛をしている」と答える人はごくまれです。
ここまで浸透していないのは、費用対効果の悪さが原因と言えます。
レーザー器具の開発には多大な期間と費用がかかるので、その分施術費用が高くなります。
機械自体を購入するとなれば何万円、あるいは何十万円とかかってくるようです。
高いわりに劇的な効果が得られにくいことから、なかなか人気に火がつかないのが実情です。
通販サイトで買うこともできるけど、、

育毛サロンに行かなくても、個人的に通販サイトなどでレーザー育毛の商品を買うこともできます。
海外製品のレーザー育毛器具を販売するサイトもありますが、相場としては5万円前後といったところで、決して安い価格とは言えません(泣
レビューの少なさからもわかるように、利用者が少ない傾向にあるのが実情です。
アメリカなどではレーザーを使った育毛も広がっていますが、日本ではぶっちゃけスタンダードではありません。。
「日本では人気が出ないだけで、実際効果があるのでは」と気になりますが、海外ではレーザーによる育毛効果が3割程度しか見られなかった、という研究報告が出ているようです(汗
「わざわざ高いお金を出してまでやる必要はないのかな」という認識が広がるのもうなずけます。
レーザー育毛の優先度は低め
いくぞうが「あなたは育毛するときに何から始めますか?」という質問をされたら、レーザー育毛はかなり下の方の優先度になります。
レーザー育毛も無駄ではないと思いますが、それよりもAGAの最大の原因を直接たたいた方が効果的だと考えるからです。
ジヒドロテストステロン(DHT)を抑制するフィナステリド(プロペシア)の内服、育毛剤を使って頭皮環境を改善していく方が、育毛効果は出やすいと思います。
薄毛の原因をたたくのが育毛最短距離

そもそも薄毛になった原因は、頭皮上に何らかの変化があったということです。
レーザー育毛を使う前に、薄毛の原因物質を阻害することを考えた方が効率的です。
もしレーザー育毛で頭皮の血行状態が良くなったとしても、薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)はなくなりません。
薄毛の原因からつぶしていくのが、育毛効果を得るための近道になると思います。
遺伝子検査で薄毛の傾向を知る
![]()
薄毛の原因を根本的に探るにに役立つアイテムが、AGAドックです。
自宅で簡単にできる薄毛遺伝子の検査キットで、遺伝による脱毛リスク・薄毛治療薬の効きやすさを調べることができます。
自分の体質を知ることで育毛対策の方向性を間違えずにすむので、無駄なく育毛したい人におすすめです。
脱毛で使うレーザーとは別物
レーザーというと、育毛というより逆に毛がなくなる脱毛サロンで使うイメージの方が強いかもしれません。
実際に、脱毛サロンで使っているのもレーザーです。
ですが、脱毛に使用するレーザーは「高出力レーザー」という照射用で、毛根を照射して消滅させることを目的に作られています。
頭皮の血行状態をアップさせるレーザーと、毛根を照射する目的で作られているレーザーで使い分けされていて、育毛と脱毛では根本的に器具が違います。
育毛に使うレーザーはトントンと血管を叩いて刺激を与えるイメージ、脱毛に使うレーザーは虫眼鏡のように黒い部分に反応するレーザーを使っています。
同じレーザーでも中身が違っているので、安心してください。
施術としては育毛サロンでよく行われる
レーザーを使った育毛は、日本では育毛サロンが主流になっています。
頭皮に低出力のレーザーを当てて、血流促進効果を与えて血液循環が良くなることで、発毛が促されるというものです。
