このページでは、植毛の費用をイラスト付きでわかりやすく解説しています。
費用の安い・高いは、植毛の種類や仕組みの違いに隠されています。
人工植毛と自毛植毛の違いを知って仕組みの差を把握しておくと、費用の有利な選択につながります！
人工植毛と自毛植毛、費用の違いって？
植毛には、人工で作られた髪の毛を植えつける方法と、自分の毛根（株）を採取して他の部分に移植する2つの方法があります。
わかりやすく言うと、人工植毛は植物だけを移動して、自毛植毛の場合は植物と土をセットで移動するようなイメージです。
人工植毛
人工の場合は、1本1本髪の毛を植え付けていく方法が一般的です。
髪の毛1本あたりの相場は、300円前後と言われています。
自毛植毛
一方、自毛植毛の場合、髪の毛1本1本を植えていくというよりは一株ごと植えていく方法が一般的です。
毛根部分の土台がセットになったような形態をしていて、定着率が高いと言われています。
一株だいたい1,000円前後となっていて、一株に対して2本から3本程度髪の毛が生えているケースが多いです。
差が出るのはズバリ施術後
それぞれ、単価としてはそこまで違いはありません。
ですが、人工植毛の場合は定期的にクリニックに通院してメンテナンスを受ける必要があって、髪の毛を新たに植えたり、今生えている人工の毛の手入れなどが必要になります。
だいたい年に1、2回メンテナンスを受けて、その都度数十万円かかります。
なので、長期的な視野で考えると、自毛植毛の方がコストがかからず断然オススメです。
人気は自毛植毛！その理由とは
自毛植毛はランニングコストが安くおさえられるという面もありますが、それ以上に人気がある理由は、定着率があるということです。
もちろん個人差はありますが、「90％根付く」という声もあるほど、高い確率で長期的に髪の毛が生えてくれます。
年齢とともに抜け毛の数が増えてしまうのは仕方ありませんが、株を採取するのは後頭部の髪の毛なので、毛が抜け落ちにくいという特性もあります。
男性の場合、頭頂部やおでこの生え際にジヒドロテストステロンと呼ばれる薄毛の原因物質が滞留しています。
そのため、頭頂部やおでこの生え際は薄毛になりやすいですが、後頭部はジヒドロテストステロンの濃度が低いので、薄毛になりにくいです。
自毛植毛はその部分を用いて行われるため、頭頂部や生え際に移植したとしてもすぐにハゲてしまうということはありません。
最初の高額な費用はネックになりますが、やる価値は十分にあるといくぞうは思います。
植毛の価格をシミュレーション
具体的に薄毛のパターンを考慮して、どれぐらいの費用がかかるのか見ていきたいと思います。
M字部分
多くの男性を悩ますM字部分は、自毛植毛のだいたいの費用は60万円程度です。
ですが、これは症状が軽い場合と言えます(汗
おでこの生え際の後退が激しい人は、100万円を超えることも珍しくありません。
頭頂部
頭頂部の植毛は、M字ハゲよりも植え付ける本数が多いです。
そのため、100～200万ほどの費用がかかる可能性があります。
株数100や200でおさまる人は残念ながら少数派で、多い人だと1000近くいってしまうこともあるそうです、、、。
費用はクリニックに聞くのが最も確実
個人差の問題もあるので、正確に費用を把握するならクリニックに頭皮状態をチェックしてもらうのが手っ取り早いです。
そこで何株程度必要なのか聞いてみるのが、一番間違いがないと思います。
だいたい100株で20万円前後と考えれば、おおよその費用の目安をつけることができます。
M字部分と頭頂部の両方に植毛が必要になる場合は、高額な費用（150万円以上）になってしまう可能性も考えられます。
ちなみに、費用や料金体制は各クリニックごとに定めているので、一株の値段はクリニックによってバラバラです。
800円程度のところもあれば1,500円程度のところもあるので、生の情報を手に入れる意味でもカウンセリングの利用はかなり有効と言えます。
植毛は基本的に保険が適用されないので、費用面の情報は積極的につかんでいきたいです。
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