育毛剤の効果、どれくらいであらわれる?
このページでは、育毛剤はどれくらいで効果が出るのかについて、臨床データと具体的な目安を紹介しています。
根拠のないウワサやイメージではなく、医学的見解を情報源にしているので、「育毛剤って効果あるの?」と思う人も読んでもらえると嬉しいです!
平均は「6ヶ月」程度
育毛剤の効果が出るまで、平均で半年程度と言われています。
ただ、個人差がある話なのであくまでも一般論に過ぎず、
3ヶ月ほどで変化が出てくる人もいれば、1年経っても全然変わらない人もいます。
医学的見解からも、効果には個人差があると伝えられているので、
それについては次で詳しく説明していきます。
大正製薬の検証によると
リアップを販売している大正製薬では、ミノキシジルの使用でどんな変化があるのかを、
医師の診察によって判断した結果が発表されています。
「明らかに改善しましたよ」ということを意味する「中等度改善」をはかったところ、
- 12週間(3ヶ月):中等度改善0%
- 16週間(4ヶ月):中等度改善10.4%
つまり、4ヶ月経ってやっと10人に1人ぐらいの人が
「見た目が変わってきたな~」と感じられるようになったということです。
そして、明らかな変化を表す「著名改善」をチェックすると、24週後にようやく2.1%、
つまり「薄毛改善された~!」と言える人が、半年経っても100人中2人しかいません(汗
かなりショッキングな数字ですが、実は僕ら人間側に原因がある話でもあるので、
今度はそれを明らかにしていきます。
真犯人は「ヘアサイクル」
大正製薬の検証からもわかるように、現実的には半年経ってもかなり厳しい状況が続いています。
その原因は何なのかというと、育毛剤の効果がないというより、
そもそも人間が兼ね備えているヘアサイクルが大きな要因と考えられます。
髪の毛は徐々に成長する性質になっていて、
成長期、退行期、休止期の主に3つの周期に分かれています。
髪が発毛したり太く伸びていく時期が成長期、髪がやせ細り抜け落ちていく期間が退行期、
髪が生えてこず全く変化が見られない時期を休止期と呼んでいます。
ふつうは8~9割ほどが成長期なところ、薄毛に悩む人は退行期や休止期に該当する髪の毛が多く、
生える本数より抜け落ちる本数上回って薄毛が進行してしまいます。
逆に言えば、ヘアサイクルを正しくすれば薄毛もこわくない!ということです。
育毛剤でヘアサイクルの矯正を促す
「じゃあ、どうやってヘアサイクルを変えるの?」というと、ここで育毛剤が登場します。
退行期や休止期の期間が短くなったり、成長期へ移行する指令を育毛剤は送れるからです。
その効果があらわれるまで半年以上かかってしまうので、
冒頭で「目安の期間は半年程度」とお話したのは、そういうわけです。
いくぞうの一押しはM-1
間違った思い込みは断念のモト
「そんなのわかってるよ!」と言われるかもしれないですが、
育毛剤を使っても若い頃のようなフサフサ状態になるのは極めて難しいです。
なので、そういった想像していると、いつまで経っても変化がないような錯覚で
「育毛剤なんてやってられない!」とせっかくの努力を投げ出してしまうかもしれません、、(泣
そもそも、育毛剤の効果は発毛作用を与えるものではなく、
抜け毛を防いだり髪の毛を太くするという作用に特化しています。
なので、頭がツルツルにハゲてしまっている人だと、
育毛剤はあまり効果を実感できないというのが実情です。
効果実感は、1年使うと濃厚に
大正製薬のミノキシジル検証の話に戻りますが、
1年使っても「薄毛治ってきたー!」という著名改善が見られる人は11.1%です。
「ミノキシジル配合の育毛剤でもこの数値なの?」と驚きですが、
中等度改善だと66.7%の人が感じるようになっています。
100人中70人弱の人が「若干髪が増えたかな」というレベルにまでは回復しているので、
ウサギと亀の競争で言う「亀」のような気長な姿勢が、勝利を導きます。
短期決戦をのぞむならイクオス
「そうは言っても、はやいに越したことはない!」という人は、実感速度を自負するスピードスターのイクオスがおすすめです。
使う人を選ばない相性のよさも持ち味なので、初めて育毛剤を使う人や失敗したくない人も納得です!
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