頭皮トラブルの原因・対策を知るページ|身近な解消法で今日からケア
このページでは、頭皮トラブルの原因と対策について解説しています。
頭皮トラブルのメカニズム、生活に簡単に取り入れられる2種類の対策を紹介しているので、参考にしてもらえると嬉しいです。
頭皮トラブルの原因とメカニズム
人間は、普通に生活しているだけで頭皮にとても汗をかきます。
体のあちこちに汗腺が存在していて、汗を排出する作りになっています。
その中でも、頭皮は「皮脂腺」と呼ばれる汗を排出する管が
髪の毛の近くにたくさん存在するので、頭皮はどうしても汗をかきやすくなります。
汗をそのままにしてしまうと、常在菌(マラセチア菌)と呼ばれる菌が大量に繁殖して、
頭皮上に脂肪酸が滞留してしまいます。
この状態を、皮脂が酸化した状態と呼んでいます。
皮脂が酸化してしまうと、地肌を刺激してバリア機能が低下してしまいます。
その結果、頭皮上の細胞片が剥がれて刺激を受けやすい頭皮になって、
頭皮が赤みを帯びたり乾燥したり、かゆみを伴うケースが出てきます。
人間は、皮脂も常在菌も常に存在するものではありますが、
それが頭皮上に過剰に流出されて放置される状態が、酸化を招いてしまいます。
これが頭皮トラブルの原因であり、メカニズムです。
対策1:衛生面に気を配る
頭皮が酸化してしまうのを防ぐには、普段から頭皮上を清潔にすることが求められます。
特に難しいことはありません。
毎日シャンプーをしたり枕カバーを定期的に洗濯してキレイに保っていれば、酸化を防げます。
何と言ってもカギになるのがシャンプーで、頭皮を洗浄するときには欠かせないアイテムです。
ただ、どんな成分のものを使ってもいいわけではなく、
「頭皮ケアに最適なシャンプー」を選ぶことがポイントになってきます。
アミノ酸系シャンプーでバランス力のある洗髪を
いくぞうがおすすめするのは、アミノ酸系シャンプーです。
頭皮の皮脂を洗い落として、頭皮の酸化を防いでくれます。
しかも、洗浄力が“ほどよい”です。
頭皮上に存在する皮脂や常在菌を適度に残してくれるので、
髪の毛がパサついたり、頭皮がカサカサする心配がない特徴をもっています。
また、頭皮に適度な潤いも残してくれるので、
アミノ酸系シャンプーは乾燥肌の人にも嬉しいシャンプーです。
なるべく避けたいシャンプーの種類
逆に、ちょっと注意が必要なのが合成ポリマーや界面活性剤が入っているシャンプーです。
成分名だと「パラベン」や「フェノキシエタノール」と書いてあります。
体に害があるわけではないですが、頭皮上に残留してしまうと、
それが汚れやフケの原因となってしまうので、あまりおすすめできません。
市販で安く買えるシャンプーに入っているケースが多いです。
「値段が安い!」と思って買ったら避けたい成分が入っていた、、なんてことは悲しいので、
購入前に成分をチェックしておくと安心です。
「そうは言ってもいちいち成分表を確認するのは面倒くさい!」という人は、こちらのページで楽~に安心なシャンプーを探せます。
対策2:頭皮マッサージで血行不良を解消
頭皮は、シャンプーすることで衛生面は保たれます。
ですが、頭皮上が常に新陳代謝が活性化されていない状態だと、
毛根が細くなって頭皮上に角質がたまってしまいます。
これは、血行不良を招いていることが主な原因です。
シャンプーだけでは解消できないので、
頭皮マッサージも毎日行うことで徐々に血行不良も改善されていきます。
頭皮マッサージをするときは、指の腹で優しく押し込むようにマッサージしていきます。
頭頂部から側頭部にかけて下にゆっくり下がっていくように、
ちょっとずつ指の位置を変えてマッサージしていくのが効果的な方法です。
ただ、押すときは指を頭部に固定してマッサージしていきます。
横にスライドさせるようにしながらマッサージすると、
頭皮の毛根がすれて抜け毛が出てしまうケースがあるので要注意です。
キレイな手・キレイな頭皮でマッサージを
頭皮マッサージは、シャンプーをして毛穴の汚れがキレイになった状態にやるのが理想的です。
頭皮が汚れている状態だと、毛穴の汚れを押し込んだり、
酸素の吸入がうまくいかないので、効率的な血行促進効果が生まれません。
また、手もキレイな状態でやらないと汚れが付着してしまう可能性があるので、注意が必要です。