朝シャンはデメリットしかない?はげる理由と代替法を紹介
このページでは、朝シャンではげる真相に迫っています。
メリットやデメリット、理想のシャンプーの時間も明らかにしているので、朝シャンの不安もスッキリすると思います。
朝シャンを続けたい人の救済策も紹介しているので、参考にしてもらえると嬉しいです!
朝シャンとは
簡単に朝シャンの歴史を紹介すると、
朝シャンは、80年代後半のCMがきっかけで流行したと言われています。
朝シャンというと「イケてる外国人が優雅にシャワー」なイメージがありますが、
(いくぞうだけかもしれませんが・笑)実は日本発祥です。
当時は流行語にもなるぐらい、多くの若い女性が実施していました。
ただ、ブームが落ち着いた今では割合が減っていて、
今でも朝シャンする人は3割から4割程度にとどまっています。
朝シャンがハゲにつながる3つの理由
朝シャンではげると言われる原因について、美容師の意見をもとにまとめると
- 頭皮の皮脂をとりすぎる
- 忙しい朝はすすぎが甘くなりがち
- 皮脂膜がない状態で頭皮を紫外線にさらすことになる
特に3つ目が要注意で、
頭皮を「敵からダイレクトに影響を受ける弱い状態」にしてしまう、
想像以上のデメリットになりうる要素と言われています。
皮脂膜って何?
皮脂膜には、紫外線や刺激などから頭皮を守る「バリア」のような役割があります。
皮脂膜は、いつでもどこでもすぐつくれるわけではありません。
シャンプーしてから6時間かかると言われているので、
朝シャンすると皮脂膜のバリアができないうちに外出することになります。
夜のシャンプーなら、寝ている間に皮脂膜ができてバリアがある状態で外出できますが、
朝シャンだとバリアがなく、頭皮は素っ裸状態で紫外線にさらされます。
朝シャンは「頭皮を丸腰で戦場に行かせる」ような行為につながるので、
美容師などの髪の毛のプロが警鐘を鳴らしています。
でも、朝シャン支持者が絶えないのは事実
「朝シャンってみんなするの?」というと、半数弱朝シャン派がいるのは事実です。
「はげる原因になるかも、、」と心配しながらも朝シャンをするのは、
寝癖直しに手っ取り早いのが大きかったりします。
どうして髪を濡らすと寝癖を直しやすいかというと、大きく2つの理由があります。
タンパク質が柔らかくなる
髪の毛は、タンパク質でできています。
ステーキやしょうが焼きは冷めるとかたくなりますが、レンジで温めると柔らかくなりますよね。
それと同じで、髪の毛も温める=お湯で濡らすと、
柔らかくなって寝癖直しにもってこいな状態になる、というわけです。
水素結合のメカニズムを利用している
水素結合をざっくり説明すると、
「濡れているときに形を変えられて、乾くと固まる」という話です。
髪の毛を乾かさずに寝るとムチャクチャ寝癖がつくのもこの原理で、
濡れているうちは自由自在、乾けばそのままクセがつくのは、水素結合のせいです。
朝シャンのメリット
上記より、「熱」+「水」の効果が得られるのが、朝シャンのうまみと言えます。
寝癖を直す2つのコツを一気にクリアできるのが、朝シャン人気の知られざる理由かもしれません。
他にも、
- 目が覚める
- ベタベタギトギトを洗い落とせる
- 爽やかな香りがつく
気持ちの面でプラスになることが多いのかもしせません。
朝シャンのデメリット
はげる理由とかぶる点もありますが、
- 朝の手間が増える
- 皮脂を過剰に洗い落としてしまう
- 急ぐので、洗い残しが起こりやすい
ゆっくりシャンプーできれば解消できることもありますが、
ただでさえ時間のない朝は、無理難題です(汗
朝と夜の生活が逆転している人なら、問題ないのかもしれません。
シャンプーはどのタイミングが正解?
育毛を中心に考えると、シャンプーは夜するのがベストタイミングです。
というより、日中の汚れやスタイリング剤などは、そもそもその日に洗い落とすのが鉄則です。
こちらのページでも解説していますが、ワックスをガンガン使うジャニーズがはげないのは、
その都度シャンプーで徹底的に洗い落としているからです。
ドライヤーもすれば完ペキ
面倒かもしれませんが、ドライヤーでしっかり乾かすと、寝癖のつき方がかなり変わります。
いくぞうもドライヤー命で、寝癖のつきにくさは体感しています。
ちょっとさぼるだけでも髪のコンディションに差が出るので、
ドライヤーの効果はバカになりません。
夜シャンプー→しっかりドライヤーが、理想の手順です。
夜シャンプーのメリットは他にも!
髪の成長を促す「成長ホルモン」は、就寝時にたくさん分泌されます。
眠ってから約3時間が最も盛んと言われていて、
この時間帯に成長できる準備をしておけるかどうかが、髪の将来にかかわってきます。
頭皮の汚れや毛穴が詰まっている状態だと、髪の毛は満足に成長できません。
もちろん、成長できない期間が続けば髪は育ちようがないので、
その日の汚れを持ち越すのは、薄毛のリスクを自分で高めているようなものです。
キレイサッパリな状態だと髪の毛はぐんぐん育ってくれるので、
育毛の観点でも夜にシャンプーをするメリットは大きいです。
それでも朝シャンを続けたい人は
「そうは言っても、仕事帰りはクタクタで寝落ちしちゃうんだよな、、」
という人もいると思います。
朝シャンの代わりとしてささやかれている方法を、検証してみます。
湯シャンだけなら大丈夫?
「シャンプーで皮脂膜が落ちるなら、湯シャンならセーフ?」という発想もあります。
熱のチカラと水素結合が利用できるので、湯シャンでもいけそうですが、
ぶっちゃけ、湯シャンだけだとニオイが気になります(汗
「俺はずーっと湯シャンだよ!」という人は、頭皮も湯シャンに慣れているので、
ニオイの問題は乗り越えているかもしれません。
でも、「湯シャンを試してみた」という人の声を聞く限り、
基本シャンプーを使う人の湯シャンは、まずニオイ問題にぶち当たるのが現実のようです。
いくぞうも、お湯や水で湿らせて髪をセットするのは、生ぐさい感じがして抵抗があります。。
「ニオイなんてないよ!」という人はいい方法かもしれませんが、
いくぞう的にはあまりおすすめできない手段です。
蒸しタオルはどう?
直接的に濡らさないので、湯シャンよりニオイ問題は軽いかもしれません。
ただ、準備が意外とめんどくさいのかな、というのが感想です、、。
タオルをレンジでチンするだけ、といかにも楽そうな雰囲気を感じますが、
毎日やるとなると(いくぞうがずぼらすぎるだけかもしれませんが・汗)、
ちょっと億劫だなぁと思います。
寝癖直しはこれで解決!
解決アイテムとして、いくぞうはM-1を提案します。育毛剤なのですが、信じられないくらい軽い使い心地で、シュッとミストをかけてくしでとかすと、ムチャクチャ髪がサラサラします。
育毛のために買ったのですが、今ではスタイリング剤のように、朝シュッシュとして髪をセットしています(笑)いつの間にか、いくぞうにとって寝癖直し&育毛ケアの一石二鳥アイテムな、手放せない毎日の相棒です!
朝シャンに向くシャンプーはないの?
しいていうなら、S-1が比較的いいです。というのも、洗浄力が「ふつう」だからです。
「えっ、それ理由になる?」とちょっと衝撃ですが、「ふつう」にするのは意外と難しくて、洗いすぎない・でも弱すぎない「ふつうの洗浄力」なバランスは、高くてほかのメーカーが手を出しづらい「シルクアミノ酸」のおかげです。人間の身体に不可欠な「必須アミノ酸」を全て含むハイグレードなアミノ酸で、汚れを落としながらタンパク質が浸透します。
ここまで「シルクアミノ酸」でかためるシャンプーはほかにないので、朝シャンを続ける人は頼もしいオンリーワンな味方になると思います。
朝シャンがむしろプラスになる人がいる?
人間は、寝ている間でも汗をかく生き物です。
当然、頭皮も汗をかくので、皮脂が酸化して角層として残ってしまいます。
朝シャンで余分な皮脂をキレイにできるので、
睡眠中に過剰に皮脂が分泌する「オイリー体質」の人なら、プラスの作用も得られます。
ただ、「俺は脂っぽい」と思っていても意外とそうじゃないケースも多く、
思い込みでゴシゴシ洗いすぎたら元も子もないです。。
最近は、乾燥肌とオイリー肌の「混合肌タイプ」も増えています。
乾燥するから肌が頑張って油分を出すのに、
それを「俺はオイリー肌だ」と思って必要以上にシャンプーするような悪循環がコワいです。
第三者に判定してもらう以外、朝シャンは控えると考えるのが無難です。
朝シャンはやるべき?やめるべき?
皮脂の流出が絶対的に激しい人ならセーフ、それ以外の人は朝シャンにこだわる必要はありません。
体の成長リズムにしたがえば理想は夜のシャンプーですが、生活スタイルは十人十色なので、
頭ごなしに「朝シャンはダメ!」と言いたくないのがいくぞうの本心です。
まずは体質を知ることが、自分にとっての最適なシャンプー方法につながると思います。
自分の体質を知る34の診断をこちらのページで紹介しています。
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