育毛ブラシは素材と手順が重要!おすすめブランドも紹介
このページでは、育毛ブラシを最大限に使い倒す方法を紹介しています。
「なんとなく」な気持ちで使うと逆効果を招くリスクがあるので、育毛ブラシの基本情報をおさえておくのは耳寄りです。
キングオブ育毛ブラシも深掘りしているので、とっておきを探している人は必見です!
育毛ブラシって効果ある?
育毛ブラシを使っても、育毛効果が得られる医学的な裏付けはありません。
でも、マッサージ効果で頭皮の血流改善が期待できるのは確かです。
髪の毛の成長は、血流に乗って運ばれる栄養素が必須です。
でも、頭皮は心臓から遠く、ましてや高い位置にあるので、
血行不良が起こりやすいです。
栄養が届かないのは髪の毛にとって致命傷なので、常に血行を良くしておく工夫が欠かせず、
その後押しに育毛ブラシは貢献します。
もちろん、指で頭皮マッサージするのも効果的ですが、
ブラシのマッサージは指よりもっと細かく刺激を与えられるので、精度が高いです。
育毛ブラシのメリット
なんといってもとかすだけでOKな手軽さです。
頭皮マッサージと違ってテクニック不要なので、
(いくぞうのように・笑)ずぼらな人でも続けられます。
育毛ブラシのデメリット
使い方や選び方を間違えると逆効果になりかねないので、そこだけ注意が必要です。
避けたい内容については、これから詳しく説明します。
育毛ブラシの選び方
選び方のポイントは、「頭皮や髪の毛を傷つけない素材」です。
具体的には、
- 「しなり」のあるブラシ
- 静電気が起こりにくい
- クッション性がある
こんな素材が、育毛ブラシに向いています。
避けたい2つの素材
身近な素材でナイロン製のブラシがありますが、育毛との相性はイマイチです。
ナイロン製ブラシは静電気が起きやすく、髪をいためやすいです。
また、床屋で見かけるような金属製ブラシもNGです。
硬い上にふかふかなクッションもないので、頭皮や髪の毛をいためるリスクが高いです。
育毛と相性がいいのは獣毛ブラシ
3つすべての条件をクリアしているのが、獣毛ブラシです。
獣毛ブラシとは、名前の通り動物の毛を使っているブラシです。
静電気が起きにくく、髪に与えるダメージが少ないので、
育毛ブラシのシンボル的な存在でもあります。
獣毛ブラシの代表は、次の2つです。
猪毛ブラシ
イノシシの毛を使っているブラシです。
硬くて弾力性があるので、頭皮までしっかりブラシが届くのが持ち味です。
髪の毛の量が多い人や、マッサージの手ごたえを感じたい人におすすめです。
豚毛ブラシ
ブタの毛を使っているブラシです。
猪毛より柔らかいので、ソフトなマッサージ感になります。
猪毛ブラシより刺激をおさえたい人におすすめです。
おすすめは猪毛ブラシ
「猪毛と豚毛、どっちがいいの?」と迷ったら、いくぞうは猪毛ブラシをおすすめします。
獣毛ブラシの中でも特に高評価で、人間の髪とも相性が良いです。
海外でも使われていて、特にイギリスでは「高級ブラシ」として認知されています。
おすすめの銘柄はメイソンピアソンで、猪毛ブラシの王者的存在です。
知名度・品質ともに一級レベルで、知る人ぞ知る育毛ブラシの最高峰です。
メイソンピアソンの特徴
- 高級猪毛で髪にツヤを与える
- ムチャクチャタフで長持ち
- 独自構造のクッション性パッドで絶妙マッサージ
「髪の毛をとかすついでにマッサージ」ではなく、育毛を大前提に考えてつくっているのが、ふつうのブラシと違うところです。
頭皮マッサージが目的なので、部品の一つ一つが「頭皮を刺激→毛根部の栄養が髪全体に行き渡る」ように計算されています。
ただ、こだわりの分、値段もハイクラスなのがネックです(汗
1~2万円前後の価格帯なので、「くしなんて100円ショップで十分!」という人にはビックリですが、それだけ育毛を後押しする工夫がつまっています。
安い買い物ではないですが、本気で育毛ブラシを探している人には、きっと大満足だといくぞうは思います。
獣毛ブラシの注意点
獣毛ブラシは天然の毛を使っているので、水に弱いです。
水分を含むとだんだんケモノ臭さが出てくるので、濡れた髪ではなく、乾いた髪に使います。
また、ほこりや汚れがブラシにつきやすいので、軽いお手入れがおすすめです。
雑菌が繁殖したブラシを使えば、雑菌を頭皮に塗りたくるような悲劇になってしまうので(汗)、
ちょこちょこ掃除してあげると自分のためにもなります。
具体的なお手入れ方法は?
ポイントをあげると、こんな感じです。
- ブラシクリーナーで汚れを落とす
- シャンプーで洗い落とす
- 風通しの良い暗い場所に保管する
ただ、基本的にはドライクリーニングだけでも問題ないです。
水分を加えるとかえって臭いが増えるケースもあるので、
「水でざぶざぶ洗いたい!」という人は、シャンプーを使うのがおすすめです。
「日頃はゴミをとって、月に1回シャンプーで丸洗い」という感じでも上等です。
育毛ブラシを最大限に活用する使い方
ブラッシングのスタート地点は、生え際やこめかみ周辺です。
そこから頭頂部に向かって、ゆっくり優しくブラッシングします。
育毛ブラシを最大限に活かすには、根元→毛先の流れの意識がポイントです。
毛先だけのブラッシングだと頭皮マッサージにならず、
皮脂も分散できないので髪にツヤを与えることもできません。
サクッとブラシを食い込ませるイメージで、
根元から毛先に向かってブラッシングすると効果的です。
回数は、2・3回~10回程度で十分です。
気をつけたいのが、ゴシゴシ早く何回もブラッシングすることです。
頭皮を傷めたり髪のキューティクルをはがして、自分で抜け毛の原因をつくるようなものです(汗
じれったく感じるかもしれないですが、過剰な力・スピードのブラッシングはNGです。
理想のタイミングはある?
特に決まりはなく、基本的にいつでもOKです。
でも、育毛を意識したときにプラスに働く3つのタイミングがあるので、紹介します。
シャンプー前
髪の毛についたほこりやフケを落として、シャンプーの洗浄効果をアップさせます。
また、ブラッシングしておくとシャンプー時に髪の毛が指に絡まらないので、抜け毛も防げます。
育毛剤をつける前
育毛ブラシで軽い刺激を与えると、頭皮の細胞が活性化して育毛剤の浸透力アップにつながります。
就寝前
頭皮の適度な刺激で、リラックスが生まれます。
心地いい睡眠で、髪の毛のゴールデンタイムを快適に過ごせます。
逆効果になる要注意な使い方
日頃のクセや勘違いで、間違った使い方をしている場合があります。
マイナス効果になっていないか、要チェックです。
頭皮をブラシでたたく
「血行促進すればいいんでしょ?」とブラシでたたいてマッサージ効果と考える人がいますが、
ブラッシングの刺激がマッサージになるので、たたくのはやり過ぎです。
頭皮を傷つけないために育毛ブラシを選んでも、本末転倒になってしまいます。
力一杯ブラッシングする
絡まった髪の毛を、「えいっ!」と力強く引っ張る人がいます。
髪の毛に摩擦がかかる上、抜けなくていい髪の毛まで引っこ抜いてしまいます。
ほぐすのはめんどくさいですが、お姫様を相手にする気持ちで(恥)優しいブラッシングがミソです。
関連ページ