「コーヒーで薄毛」は迷信?成分で見るメリット・デメリット
このページでは、コーヒーと薄毛の関係を、成分をもとに解説しています。
コーヒーが薄毛の原因とウワサされる理由、少しでもメリットになる飲み方を紹介しているので、コーヒー好きな人も安心な情報がゲットできると思います!
結局、コーヒーは薄毛の原因なの?
「コーヒーを飲むとハゲる?」なんてウワサがありますが、
結論から言うと、コーヒーが薄毛の直接的な原因になるわけではないです。
なので、「薄毛が気になるから一切飲まない!」とガマンする必要はありません。
ただ、生活スタイルによって「飲み過ぎ注意」な人もいるので、注意点を見ていきます。
薄毛に悪いと言われる理由って?
コーヒーの成分は、糖と脂質が多くの割合を占めています。
(糖が4割近く、脂質が2割ほど)
決して「栄養価が高い!」と言える内容ではなく、
残念ながら、コーヒーは髪の毛にとってほぼメリットがありません。
「コーヒーは髪の毛にいい!」という真逆のウワサもありますが、
信じて毎日飲んでも、髪の成長につながる効果は期待できません。。
亜鉛の吸収率を下げる
コーヒーには、亜鉛の吸収率を下げてしまう作用があると言われています。
亜鉛は、タンパク質のサポート役で、
タンパク質が社長なら、社長を支える敏腕秘書が亜鉛という間柄です。
タンパク質は髪の毛をつくる材料ですが、その成果は亜鉛が足りているかが左右するので、
薄毛に関して亜鉛は必要不可欠な栄養素です。
育毛のキーパーソン・亜鉛の吸収率を下げてしまうという意味で、
コーヒーは薄毛が気になる人に向かない飲み物と言えます。
1日60円台で亜鉛不足をカバー
コーヒー大好きで困ったという人は、サプリメントで亜鉛を補うのが手早いです。
いくぞうの一押しは海乳EXで、1日2粒で亜鉛12mgを摂ることができます。
1日あたり60円台の費用ですむので、罪悪感なく飲めるのがうれしいです。
ちなみに、亜鉛は一回の射精で1~7mg、大量の汗をかくだけでも1~4mg失うと言われているので、常に不足していると考えたほうが良さそうです、、(汗
睡眠の質が下がる原因に
カフェインによる覚醒作用も懸念点で、
数%ですが、コーヒーには脳を刺激する成分が配合されています。
交感神経が刺激され、気分が高揚する作用があるので、
なかなか眠れず睡眠の質が落ちる、、というのがコワいです。
というのも、AGAの主な要因は生活習慣が一番の大敵だからです。
AGAの三大要因
寝つきが悪いことでストレスを感じたり、睡眠不足に陥るのは、
のちのち髪の毛にダメージを与えかねないので、気をつけていきたいです、、!
1ミリもメリットはないの?
髪の毛にとっていいことがないわけではなく、コーヒーのメリットは少なからずあります。
糖と脂質以外の成分は何かというと、
- タンパク質
- ポリフェノール
- カフェイン
- トリゴネン
などが入っています。
髪にとってプラスの効果が期待できる成分があるのは事実なので、それについて解説していきます。
期待できる成分【1】亜鉛
亜鉛の話でさらっと紹介しましたが、タンパク質は髪の毛の材料なので朗報ですが、
含有量は13%ほどなので、決して多いと言える量ではありません(泣
ご飯や麺類など、ふつうに炭水化物で摂取するほうがずっと効率的なので、
タンパク質目当てでコーヒーを飲むのは、ちょっと遠回りになりそうです、、。
期待できる成分【2】ポリフェノール
亜鉛のほかに、ポリフェノールも髪にとっていい成分です。
コーヒーに配合されているポリフェノールは「クロロゲン酸」と呼ばれていて、
この成分を体内に取り入れると、血行状態がよくなって体がぽかぽかするような感覚になります。
血行状態がよくなれば、毛細血管の流れにも影響が出て、
毛乳頭に栄養素がとどこおりなく届きます。
髪の毛のすみずみまで栄養が行き渡るという意味で、ポリフェノールも有力です。
期待できる成分【3】カフェイン
夜遅くに飲むのはNGですが、飲むタイミングを気にすれば、カフェインも味方になってくれます。
- 脳を刺激
- 体のけだるさやけんたい感をなくす
- 血行状態がよくなる
ちなみに、覚醒状態が続くのはせいぜい数時間程度です。
「帰宅してコーヒーを飲むのが至福のひとときなんだよな、、」という人も、
寝る直前に飲まなければ、睡眠に支障をきたさずにすみます。
期待できる成分【4】トリゴネン
ちょっと髪の毛と離れてしまいますが、認知症予防に効果があると言われている成分です。
育毛との密接な関係はまだ報告されていませんが、
脳神経細胞を活性化する、健康面にプラスを与えてくれる成分の一つと言えます。
カフェインの摂取上限ってある?
カフェインの1日の目安は200mgから300mgです。
それ以上取らなければ、人体への影響はないと言われています。
缶コーヒー1杯で1日の上限に達してしまうわけではないので、
ライトユーザーなら今まで通りで問題ないです。
カフェインは胃への負担が大きいので、
胃痛を起こしやすい人や胃炎になりやすい人は、要注意です。
せいぜい1日1、2杯程度でおさえておくのがベターです。
(いくぞうの胃もコーヒーに弱いです、、汗)
関連ページ