フロジンの効果

育毛名人TOP ＞ フロジンの効果｜副作用、ミノキシジルとの違いも解説

フロジンに発毛効果はあるの？

フロジンとは、頭皮にぬる外用タイプの育毛剤です。

 

毎日使うことで血管を拡張させ、血流を良くする効能があります。

 

血流が良くなることで、髪の毛の根元に存在する毛根が太くなります。

 

その結果、抜け毛をおさえられたり、発毛効果を促進する作用が期待できます。

 

フロジンの成分って？

 

フロジンには、「塩化カルプロニウム」という成分が入っています。

 

塩化カルプロニウムは、血管拡張作用を与えて、脱毛の予防や育毛効果が期待できます。

フロジンを購入する上での注意点

フロジンのネックは、医師の処方がないと入手できないところです。

 

どうしてハードルがあるかというと、フロジンは医療用医薬品として販売されているからです。

 

塩化カルプロニウムが配合されていると、
日本では第2類医薬品（または第3類医薬品）という分類になります。

 

これらは医師や薬剤師の説明を受けてからでないと買えないルールなので、
身近な薬局などでは売っておらず、自分で気軽に購入できないようになっています。

 

「フロジンってあまり見かけたことがないかも」という人が多いのは、これが理由かもしれません。

 

医療用医薬品として販売されているフロジンを入手するには、医師の処方が必要です。

 

フロジンに副作用はある？

 

上記がフロジンに考えられる副作用です。

 

ですが、ムチャクチャ思い症状というわけではなく
「ちょっと体質に合わないな」という程度のものなので、心配しすぎる必要はありません。

 

何か病気になってしまったり、症状が悪化してしまうということはないので、
比較的安心感の高い成分だといくぞうは考えています。

 

医学的見解から見るフロジンの実力

薄毛治療について、これまで専門家が数々検証を行ってきた実績があります。

 

そのうちの一つが、日本皮膚科学会が発表している「男性型脱毛症診療ガイドライン」です。

 

育毛剤などで使われている成分を一つ一つ検証して、
「本当に効果があるのか評価しよう！」というデータがまとめられています。

評価はいまひとつ

評価は5段階になっていて、「推奨度」として評価がつけられています。

 

 

2017年に発表されたデータを見ると、
フロジンに入っている塩化カルプロニウムの記載があります。

 

その専門家の検証によると、評価は推奨度「C1」、、、微妙な評価です（苦笑）

 

一方で推奨度「A」と評価される成分もあるので、
塩化カルプロニウムは必ずしも高い作用が期待できるというわけではなさそうです。。

 

ちなみにC1と評価された成分の説明文を見てみると、
「行っても良いが、十分な根拠がない」ということも記されています。

 

つまり、「使っても良いけど、効果があるかどうかの確信はないよ」といった感じです。

 

ただ、「使っても良い」という言葉を前向きにとらえれば、
頭皮に与える悪影響は極めて少なく、安心して使えるとも考えられます。

 

評価を知って残念に思う人もいるかもしれませんが、
「フロジンは頼りない」と切り捨てるのはちょっともったいないかもしれません。

推奨度「A」の成分は3つ

男性型脱毛症の治療において、推奨度「A」と評価されているのは今のところ3つです。

 

 

薄毛治療として浸透しているのは、フィナステリドとミノキシジルだと思います。

 

フィナステリドはプロペシアの成分、
ミノキシジル外用はミノキシジルを配合した育毛剤のことを主にいいます。

 

「フロジンより効果が期待できるものを使いたい」という人は、
それぞれメリット・デメリットがあるので、こちらのページを参考にしてみてください。

 

 

フロジンとミノキシジルの違い

「血管拡張作用があって血流を良くする」ことがフロジンの仕事なら、
薄毛治療に詳しい人は「ミノキシジルと同じ作用じゃないの？」と思うかもしれません。

 

頭皮に与える影響が似ているのは事実で、発毛促進成分としてどちらも定評があります。

 

違いは、身体に与える影響や作用の強さです。

 

塩化カルプロニウムが含まれているフロジンは、副交感神経に刺激を与え、胃に影響があります。

 

一方、ミノキシジルは肝機能に負担がかかります。

 

作用的にはミノキシジルのほうがやや強く、肝機能障害や心臓に問題がある人などは、
症状が悪化してしまう可能性もあるので使用できません。

 

 

このことから、ミノキシジルのほうが使用を制限されてしまう人が多く見られます。

 

ミノキシジルとフロジン、どちらを使おうか迷っていたら、
最初はリスクの低いフロジンを選んだほうが無難と言えそうです。

 

フロジンは女性も使える

 

フロジンは男女兼用で、あらゆる脱毛症に使用できます。

 

AGAだけでなく円形脱毛症やびまん性脱毛症、壮年性脱毛症などにも有効です。

 

夫婦で薄毛に悩んでいるというケースでも、一緒に使うことができます。