生え際 育毛剤

生え際以外も使える?M字専用育毛剤の実態と効果を調査

MENU

生え際以外も使える?M字専用育毛剤の実態と効果を調査

いくぞう

 

このページでは、生え際と育毛剤の関係性を考察しています。

 

生え際はちょっと特別な理由があって、薄毛改善には援護射撃が必要な発毛に不利な場所です。

 

生え際克服の最強コンビは耳寄りです!


どうして「M字専用」なの?

ぶっちゃけて言うと、

M字型専用育毛剤は、M字部分しか効果がないというわけではありません。

 

「M字専用」と言ったほうが印象に残るので、そんなネーミングにしたんだと思います。

 

とは言っても、掘り下げていくとほかの意味も見えてきて、

還元酵素の一種・5αリダクターゼに作用する効果をもっています。

 

5αリダクターゼは、AGAの原因物質・ジヒドロテストステロンを生み出す原因の一つです。

 

 

薄毛と遺伝のメカニズム

 

 

男性の場合、頭頂部や前頭部、額の生え際などいろんなところに滞留しやすいですが、

生え際は特に5αリダクターゼが多いです。

 

「5αリダクターゼを抑制する」=「一番多い場所は生え際」という意味合いで、
「M字型の薄毛に効果がある!」と言っていると考えられます。

 

逆に言えば、5αリダクターゼをおさえる成分が入っていれば
「M字型に強い育毛剤」ともとらえられるので、ちょっと紙一重な考え方とも言えます(汗

 

どちらにしても、生え際でもそれ以外の場所でも使えるので、
「買う商品ミスった?!」とガッカリしなくて大丈夫です。

 

5αリダクターゼを抑制する成分って?

M字専用育毛剤として売っているプランテルを例に、説明していきます。

 

まず、ヒオウギエキスが配合されています。

 

5aリダクターゼを抑制するヒオウギエキスが配合されています。

 

ヒオウギエキスは、男性ホルモンの抑制と女性ホルモンの増強効果を発揮して、
薄毛の原因物質を断ち切ってくれる成分です。

 

もちろん、5αリダクターゼを抑制します。

 

さらに、発毛作用要員としてセンブリエキス、血流促進作用を与えるセファランチンを入れて、
M字型ハゲの克服に挑みます。

 

もちろん、生え際以外でも塗布すれば同じような作用があらわれるはずなので、
プランテルを買ったとしても、頭頂部などの薄毛にも使えます。

ちなみに

ヒオウギエキス以外にも、5αリダクターゼを抑制する成分はあります。

 

有名なのは、フィナステリドノコギリヤシオウゴンエキス、アロエエキスなどです。

 

いずれも育毛剤によく入っている成分ですが、フィナステリドは内服薬(プロペシア)、
ノコギリヤシは育毛サプリメントに入っていることが多いです。

 

商品名に「M字専用」という言葉がなくても、
これらの成分が入っていれば生え際にも効果があるはずです。

 

プロペシアの長所と短所はこちらのページで解説しています。

 

血行促進作用を与えればなお効果あり!

M字の薄毛の原因となっているのは、5αリダクターゼと説明しました。

 

でも、5αリダクターゼを抑制しても抜け毛を減らせる程度で、
発毛までできるわけではありません。

 

野菜作りにたとえると、害虫をどうにかしても、野菜はできません。

 

その後もコツコツ水やりをしていかないと野菜は育たないように、
育毛に関してもその役割が必要です。

 

それが何かというと「血行促進作用を与えること」で、
これによって毛乳頭が大きくなって、再び髪の毛が生えてきます。

 

血行促進作用は、食事や頭皮マッサージ、育毛剤の塗布など様々なことで促せます。

 

食事で血行を促進させよう!

食材で血行促進作用を与えてくれるものは、ビタミンCやビタミンEです。

 

コレステロール値を減少させて血液をサラサラにしてくれるので、
酸素と同時に血液の流れも良くなって、各細胞へ良い循環が生まれます。

 

当然、毛細血管から毛乳頭へ流れる血液量も増えていくので、
血液循環を高める上でビタミンCとビタミンEは欠かせない栄養素です。

 

食材で言うと、こんな野菜や果物が良いです。

 

  • 生姜、ネギ、玉ねぎ

生姜・ネギ・玉ねぎ

 

  • ゴボウ、にんじん

ゴボウ、にんじん

 

  • イチゴ、レモン

イチゴ、レモン

 

もっと改善力を上げるには

5αリダクターゼの抑制と血流促進作用のあるものを同時に塗布すると、
より一層見た目の変化が出やすくなります。

 

育毛剤は、この2つの作用をもつ成分が入っているとなお期待値が高いです。

 

ミノキシジルやカルプロニウム塩化物は、文句なしで血行促進作用が強いですが、

最初はジフェンヒドラミンHCや褐藻エキス、セファランチンで様子を見るのが、
比較的作用が緩やかなので安心です。

 

一番頼りになるのはミノキシジル

とは言ったものの、市販の育毛剤には限界があります。

 

ふつうの育毛剤が活躍するのはあくまでも「予防面」なので、
発毛でお金をつかうなら、ミノキシジル入りの育毛剤が最も損がないのが実情です。

 

実際、薄毛治療の効果を評価する「男性型脱毛症ガイドライン」でも太鼓判が押されていて、
ミノキシジルは最高評価の推奨度Aがついています。

 

 

推奨度一覧

 

 

ちなみに、今のところ「A」の推奨度がつけられている成分は、
フィナステリド、ミノキシジル、デュタステリドの3つだけです。

 

 

推奨度グラフ

 

生え際攻略のゴールデンコンビ

ただ、生え際は5αリダクターゼが多い場所なので、
発毛面を強化しても、5αリダクターゼをおさえる援護射撃が必要です。

 

そこで、ミノキシジルの相棒として、フィナステリドが登場します。

 

フィナステリドは、5αリダクターゼを抑制する達人です。

 

 

5αリダクターゼ抑制のイメージ

5αリダクターゼ抑制の図①

5αリダクターゼ抑制の図②

 

 

フィナステリドも「男性型脱毛症ガイドライン」で最高評価なので、実力は折り紙付きです。
(効果に対する根拠がしっかりしていることから、内服を強く勧めています)

 

同時進行で両方とも同じタイミングで使っても問題はなく、
お互いの効果を阻害する作用もないので、安心して併用できます。

 

ミノキシジルで髪の毛を増やして、フィナステリドで5αリダクターゼをおさえる、
これがM字ハゲ攻略の最善策です。

 

生え際の薄毛攻略の図

 

お医者さんと一緒なら副作用は忘れられる

フィナステリドは、プロペシアという内服薬に含まれている成分です。

 

プロペシアは副作用が懸念点という話もありますが、
結論から言うと、お医者さんに処方してもらいながら飲む分には安心です。

 

安さに目がくらんで個人輸入でプロペシアを購入する人もいますが、
コワいのはこういう素人の独断で飲んでしまうケースです。

 

お医者さんと話ながら服用すれば、プロペシアは正義の味方になってくれるので、
不安視しすぎなくて大丈夫です。

報告されている副作用とは

フィナステリドは前立腺に影響するので、心配があるとすれば男性機能の低下です。

 

平たく言うと、性欲が減少したり、勃起しなくなったり、精子の量が減少するような、
下に関しての副作用を気にする声が多いです。

 

命に大きくかかわる症状ではないですが、これから子供がほしいと考える人は、
避けたほうがいい内容です。

大変な通院は「スマホ」で解決

湘南美容クリニック

「ぶっちゃけ、薬をもらうためだけに来院するのは面倒、、」という人に朗報なのが、湘南美容クリニックです。

 

業界でいち早くスマホ通院を取り入れて、初回をのぞいて薬のためだけにクリニックへ行く手間が省けます(薬は自宅で受け取れます)。通院しないけどお医者さんとは面談できる、いいとこどりなサービスです!

 

湘南美容クリニックの詳細はコチラです

 

関連ページ