育毛剤と育毛シャンプーは全く別物!効果や作用、成分の違いを徹底解説
このページでは、育毛剤と育毛シャンプーの違いを解説しています。
効果や作用、入っている成分の違いを知ることで、より納得のいく選び方ができます。
育毛剤と育毛シャンプーの効果的な使い方も紹介しているので、耳寄りです!
作用や役割が全然違う
育毛剤と育毛シャンプーでは、頭皮や髪の毛に与える影響が違います。
簡単に言えば、
育毛剤は「髪を太くしたり、抜け毛を防ぐために必要な栄養素を送り込むもの」、
育毛シャンプーは「頭皮状態を清潔に保つために、洗浄作用を与えるもの」です。
そのため、使用する順番は厳守で、
毎回必ず育毛シャンプーを使った後に育毛剤を使用することが絶対です。
このルーティンを守らないと、育毛効果は期待できません。
育毛シャンプーはハゲる前から使える代物
育毛シャンプーは、薄毛の人だけでなく
まだ髪の毛が生えている人でも使用した方がいいアイテムです。
脱毛予防効果が期待できる頭皮の保湿性アップ、
皮脂の酸化抑制、フケやかゆみの発症抑制といった作用があります。
いわば頭皮のお掃除役のような存在で、
頭皮をキレイ且つピカピカにみがいてくれる働きがあります。
抜け毛を減らすのにグンと貢献してくれるので、薄毛の症状がない人とも相性はいいです。
栄養注入役が育毛剤
それに対して育毛剤は、キレイにみがかれた頭皮に栄養剤を与える役割があります。
皮下組織まで浸透するような成分が多く含まれていて、
育毛を後押しする血行促進作用が強いのが特徴です。
育毛剤と育毛シャンプーの成分の違い
育毛剤と育毛シャンプーの成分を見比べてみると、明らかな違いがあります。
一番の違いは、5αリダクターゼを阻害する作用や血行促進作用を与えるものが
育毛剤にの方に多く入っているということです。
具体的な成分で言うと、
などです。
血行促進作用を与えるものは、育毛シャンプーにはまず入っていません。
もし入っていたとしても、微量の効果を与えるものしか入っていないはずです。
特に、ミノキシジルや塩化カルプロニウムは医療用として使われているぐらいなので、
育毛シャンプーに入ることはありません。
また、ジヒドロテストステロンの発症を防ぐ5αリダクターゼ阻害作用も、
育毛剤に多く配合されています。
具体的には、
などです。
比較的、作用が弱いものは育毛シャンプーやサプリメントなどに配合されていることもありますが、
基本的には育毛剤に配合されているケースが多いです。
育毛剤と育毛シャンプーは併用推奨
育毛剤と育毛シャンプーは、併用するのが効果的です。
頭皮状態がキレイになってから育毛剤をつければ、より一段と育毛剤の成分が皮下組織を通って、
毛母細胞に伝わる可能性が高まるからです。
毛母細胞に成分が伝われば、細胞が活性化されて血行促進作用が生まれます。
その結果、栄養素が毛根にしっかりと伝わり、太くたくましい髪の毛が育ちやすくなります。
同じメーカーで選ぶと成分がかぶりにくい
育毛剤や育毛シャンプーを選ぶとき、できれば同じメーカー同士でそろえると◎です。
お互いの成分を意識してかぶらないように製造されているので、無駄がありません。
他社メーカーで育毛シャンプーと育毛剤を使うときは成分表を見比べて、
できるだけ成分が重複していないかチェックするとより効果的な組み合わせを選ぶことができます。
とは言え結構めんどくさいので、
育毛シャンプーがセットになった育毛剤の定期便を選ぶとその手間が省けます。
セット価格でお値打ちになることも多いので、併用するなら活用しない手はないと思います。
育毛シャンプーがセットになっている育毛剤の定期便(2019年5月時点)について、
特徴をまとめながらピックアップしてみました。
ナノインパクト100
100年培ったナノ技術で攻める斬新さが特徴です。
チャップアップやブブカに比べて知名度は落ちますが、実はアジア進出も決めている、ワールドワイドな育毛剤です。
このナノ技術がとにかくハンパなくて、そのスゴさは業界人が「世界ナンバーワンと言えばここ!」と口をそろえるだけでなく、同じ粉体ビジネスの大御所・日清製粉グループも認める技術力で、業務提携してワザを借りるほどです。
M-1
無添加オーガニックで赤ちゃんも使える優しさをモットーにした育毛剤です。
希少なノンアルコールで、肌が弱い人・余計な刺激を避けたい人も安心して使えます。
定期便の初回に育毛シャンプーがついてきますが、これがびっくりするくらいいいです(実際にいくぞうも愛用しています)。もう他のシャンプーが使えなくなるくらい気に入って、シャンプーも単品で購入して家にストックしています。
育毛シャンプーで薄毛ケアを効率化
育毛剤の実力を引き出すために、育毛シャンプーを使ってしっかりと洗浄することが大切です。
泡をしっかりと洗い落としたら、タオルドライをして水分をふき取ります。
水分が残っている段階で育毛剤を使ってしまうと、
育毛剤の成分が薄まって効果が半減してしまう可能性があるので要注意です。
ある程度水分をふき取ってから育毛剤をつけると安心です。