AGA治療の概要がわかるページ|内容・期間・費用の基準を知って安心ケア
このページでは、AGA治療の内容・期間・費用について概要や基準を総まとめしています。
3大ポイントを知ることで、AGA治療やAGA専門クリニックのイメージをつかむことができます。
病院の皮膚科との違い、最高評価の効果の成分、自宅での治療の可否、副作用のリスクを回避する方法なども網羅しています。
1.治療内容
AGA治療で最も効果が期待できるのは、AGA専門クリニックで治療を受けることです。
市販では手に入らないような育毛剤や内服薬を処方してくれたり、
専門機関ならではの機材を使った高度な施術を受けることができます。
どんな内容かというと、
- プロペシアの処方
- ミノキシジル入りの育毛剤の処方
- HARG療法
- 育毛メソセラピー
- 植毛
などです。
もちろん薬の処方ということであれば、
AGA専門クリニックに限らず病院(主に皮膚科)でもお願いできる場合があります。
でも、病院にとっての薄毛はあくまで「皮膚」というカテゴリーの一部に過ぎません。
病院では「おまけ」のような扱いに近いので、
クリニックのような専門的な治療やアドバイスは期待できないのが実情です。
ここに大きな差があるので、結果を求めるならAGA専門クリニックで治療するのが得策です。
多くのクリニックの治療で使われている成分
ほとんどの専門院が採用している治療法は、フィナステリドとミノキシジルを使うことです。
フィナステリドはプロペシアの成分、ミノキシジルは育毛剤やタブレットに使われる成分です。
どちらも医学的検証が行われて、最高評価を得ています。
日本では男性型脱毛症に関する研究が行われていて、
成分ごとに検証を行い「男性型脱毛症診療ガイドライン」として発表されています。
そこにはフィナステリドとミノキシジルの検証結果も記載されていて、
どちらも薄毛治療の推奨度として「行うよう強く勧める」と専門家が太鼓判を押しています。
評価は5段階になっていて、フィナステリドとミノキシジルは最も高いAランクです。
今のところ、推奨度Aと評価される成分はたったの3つしかなく、
そのうちの2つがフィナステリドとミノキシジルという事実から、
こぞってクリニックが採用する理由がよくわかります。
ちなみに、この2つの成分を採用した医薬品は、市場にはほぼ出回っていません。
一部ミノキシジルが配合された育毛剤(発毛剤と呼ばれることが多いです)はありますが、
薬剤師を通さないと買えないようになっています。
一方、フィナステリドは全く出回っておらず、
事実上クリニックでしか手に入れられない状態になっています。
どちらも効果が高い分副作用の報告もあるので、リスクも少なからず含んではいますが、
今のところこの2つに勝る成分はないというのが医学的検証からの答えです。
2.効果が出るまでの期間
リアップの販売会社・大正製薬によると、ミノキシジル5%を配合した育毛剤を使用した場合、
28週間後には61.7%が「著名改善が見られた」と回答したそうです。
つまり、半年使うと半分以上の人が効果が出るという計算になります。
また、フィナステリドが配合されているプロペシアに関しても検証結果が発表されています。
1年間使用したところ、58%の人が「改善が見られた」と回答しています。
ミノキシジルは半年で半数以上、
プロペシアは1年で半数以上の人が効果を実感しているということになります。
どちらも高い数字と思えないかもしれませんが、薄毛治療としては非常に高い数字になっています。
3.費用
クリニックや治療期間、薄毛の症状によって個人差はありますが、
内 容 | 費用の相場 |
---|---|
診察、カウンセリング | 無料~1万円 |
プロペシア(1ヶ月分) | 6,000~8,000円 |
育毛剤(1ヶ月分) | 5,000~7,000円 |
HARG療法(6回) | 60~80万円 |
育毛メソセラピー(1回) | 8~10万円 |
植毛 | 60~200万円 |
大まかな料金の相場は、これが目安です。
プロペシアとミノキシジルはおそらく1年は必要になると思うので、
2つ合わせて年間で12万円ぐらいは費用がかかると覚悟しておいた方がいいです。
AGA治療は基本的に保険適用外
AGA治療の痛いところは、保険がきかないことです。
薄毛治療は「身だしなみ」という扱いになるらしく、
保険は効かず全額自己負担になるケースがほとんどです。。
内服薬にしてもうん十万とする高度な治療もすべて自己負担になるので、
高額な費用になりがちなのがAGA治療のツラいところです。
AGA治療は自宅でもできる?
プロペシアやミノキシジルが配合された育毛剤は、
それぞれ医療用医薬品と第1類医薬品に分類されています。
第1類医薬品に関しては医師や薬剤師の指示を受けて入手することができるので、
買おうと思えばクリニックに限らず市販でも手に入れることが可能です。
でも、医療用医薬品は手に入れることができません。
基本的には病院やクリニックのみで入手できるアイテムなので、
普通に考えると自宅でプロペシアを使ったAGA治療を行うのは無理と言えます。
ただ、「基本的には」と記述したのは裏があって、
プロペシアをネットから入手する方法もあるにはあります。
メリットよりリスクがはるかに大きい方法
それは、個人輸入代行業者を利用した方法です。
賛否両論あるやり方なので、いくぞうとしては強くおすすめできませんが、、。
頑張っても「自己責任でご検討ください」までしか言えない方法ですが、
内容としては海外から医薬品を取り寄せて、いろんな制約をかいくぐって入手する感じです。
個人輸入代行業者とは、海外から薬を取り寄せてくれる業者のことです。
人によっては海外から薬を取り寄せて治療しないと治せない人もいるので、
そういうルートも一応法律的に解禁されています。
プロペシアに関しても、個人輸入代行業者がネット通販を立ち上げていたりするので、
そこを通じて買うという人もいるようです。
ただ、できるだけそういうのは使わないでほしいというのが国の本音です。
厚生労働省のホームページを見ると、
「自己判断で使用すると重大な健康被害を生ずるおそれがある」など注意喚起するのが目立ちます。
また、相手の顔が見えない分不衛生な環境でつくられた品物だったり、
手元に届いたら偽物だったなんでケースも珍しくないようです。
買うのも使うのも「自己責任」と国は口酸っぱく言っています。
「何が何でも自宅で治療したい!」という人はその人の責任ですが、
危ない橋を渡ってまで取り寄せる必要はないといくぞうは考えています。
通院は副作用のリスク回避にもなる
プロペシアやミノキシジルは、効果が期待できる分副作用のリスクも併せ持っています。
ただ、副作用に悩まされることになる大きな理由は、素人判断で手を出すことです。
医師のもとでゆっくり経過を見ながら処方を受けている限り、
副作用のリスクは最小限におさえることができます。
大体副作用に苦しむことになるのは、医師の診察や処方を受けずに独断で個人輸入を利用したり、
医師のアドバイスを無視して自己流で薬や育毛剤を使うケースです。
薬や育毛剤を正しく使って正しい効果を得るためにも、
医師のもとで服用・使用を続けるのが薄毛治療の近道と言えます。
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